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中山エミリ [芸能]

 3年前に長女を出産し、子育てと仕事に奮闘中の中山エミリさん。「10年前には、自分が母親になるとは想像もしていなかった」と言います。10月には娘さんが3歳、ご自身は40歳の節目を迎える中山さんに、その心境をお聞きしたそうです

――娘さんはもうすぐ3歳。子育ては大変ですか。

 授乳をしたり、泣かれたりで、なかなか寝かせてもらえなかった時期は過ぎましたが、今は娘が元気すぎて大変です。自我が育ってきて、言うことを聞いてくれないことも増えました。みんながまだご飯を食べ終わっていないのに、「遊びたい!」とか。「全員食べ終わるまで、お座りしていようね」と言っているのですが……。そのとき聞いてくれなくても、人として当たり前のことが身につくように、言い聞かせ続けることが大事だな、と感じています。

――もう親子げんかも?

 していますよ。娘が食べこぼしたのを片付けているときに、「ママ、早くご飯食べちゃいなさい!」って言われると……。

 きっと、私が普段、そういう言い方をしているんでしょうね。風呂上がりの夫には、「早くお洋服着なさい、パパ」なんて。娘を通して、自分を見ているようです。

子どものお弁当箱って小さい…
――そのうち、「ママが2人いるみたい」と言われそうですね。今は保育園ですか。

 保育園には行っていなくて、私が仕事の時には母や妹(タレントの英玲奈さん)が見ていてくれます。娘も「今日はおばあちゃん?」「英玲奈ちゃん来るの?」と喜びますから、私も気が楽です。

 でも、それだけでは同年代の子どもたちとふれ合う機会がないので、幼児教室に通わせています。その日は送り迎えとお弁当作り。バランスよく、いろいろな食材を食べさせようと工夫しています。初めの頃は、どうしても大人の弁当箱のイメージが頭から抜けず、作り過ぎていました。「子どものお弁当箱って、こんなに小さいんだ」と……。

 最近は、アンパンマンの小さなカマボコを入れたり、のりをミッキーやミニーちゃんに型抜きしたりして、親子で楽しんでいます。

――妊娠、出産は順調だったのですか。

 結婚したのが2010年。その頃はまだ、2人の時間を大事にしたいという気持ち。でも、年齢も年齢だったので、周りの人からは、出産にかかわるリスクだけでなく、子育ての体力の面からも「早くしたほうがいいよ」と言われていました。

 私自身は「神のみぞ知る」と思っていて、とくに妊活はしませんでした。妊娠したときには、「5年たって、許可をいただいたのかな?」と感じました。

 つわりはあまりなかったのですが、えげつない食欲が押し寄せてきて、体重の管理が大変でしたね。病院に行くと、先生が「目を疑いました」と……。

<中山エミリさん>馬乗りになっておなかを押され…生まれた後はあざだらけ
中山エミリさん(撮影・高梨義之)
「へその緒を切る!」 夫はハサミを持って待機
――出産当日はどうでしたか。

 ずっと逆子だったので、帝王切開を覚悟していたのですが、最後は通常の姿勢に戻ってくれて、ほっとしました。家族の希望を聞いてくれる病院だったので、夫は自分でへその緒を切ろうと考え、カメラとハサミを持って待機していました。ところが……。

へその緒が二重に巻き付いて
――出産時、何か問題があったのですか。

 へその緒が二重に巻き付いていて、赤ちゃんがなかなか出て来られなかったようなのです。気がついたら、医師だったと思うのですが、馬乗りになっておなかを押している。見たことのない器具が、いっぱいカチャカチャ音をたてている。私は、こんなに長い時間、力を入れ続けたことがなかったので、生まれて初めて、「頭の周りをお星様が飛ぶ」という経験をしました。後で見たら、おなかがあざだらけになっていました。

――それは大変な思いをしましたね。やっとわが子に会えたときの気持ちは?

 子どもを抱いて号泣――なんてシーンを想像していたのですが、実際は違いましたね。赤ちゃんは泣かず、急きょ他の先生が呼ばれていました。ですが、処置のために連れて行かれると、すぐに泣き声が出たようで、問題はありませんでした。

――ハサミを持って待っていたご主人は?

 もう、そういう場合ではないですよね。「切りますよ!」と、へその緒は他の人に切られてしまいました。

――出産以外で、入院や大きな病気をした経験はありますか。

 子どもの頃から健康そのもの。ちょっと顔をけがしたり、へんとう腺がはれたりするくらいでした。

――ご両親など、ご家族の看病や介護をしたことは?

 両親も元気です。ですが、少し上の世代の人が、親の介護をしている話を聞くので、将来のことを考えるようになりました。

 少し前までは、病気になったときのために、近くにどんな病院があるかを調べたりしていましたが、今は実家の構造が気になっています。自分が床で滑ったりすると、「転んで骨折するんじゃないか」と心配になります。「この階段は危ない」、冬に雪が降ったら「玄関の前を雪かきしないと出られないな」「救急車が来たら、担架はどこを通れるんだろう」……なんて。

 娘が生まれて、これから一生に一度の幸せなイベントがいくつもある。そのとき、両親も元気で、そばにいてほしいんです。

<中山エミリさん>馬乗りになっておなかを押され…生まれた後はあざだらけ
中山エミリさん(撮影・高梨義之)
体が「返事」をしてくれなくなった
――まもなく40歳を迎えます。ご自身に変化はありますか。

 やはり体力面。なかなか体が「返事」をしてくれなくなりました。運動したり、肌がカサカサなので何か塗ったりすると、若いときはすぐに効果が表れた。ところが、30代半ば頃からは、体が応えてくれなくなりましたね。とくにダイエットは。

――何か対策は?

 ……。夫には怒られるんですけど、ジムに2回入って2回ともやめました。行かなくなって、夫にやめさせられる。とにかく、ダラダラするのが好きで、休日に夫が娘を公園に連れて行ったりすると、テレビのリモコンを手の届くところに置いてゴロゴロしています。

 楽しくしていることが、一番の健康法だと、私は思っているのです。子育てのストレスもあってイラッとすることはあるけれど、笑って過ごす時間を多くしたいと思っています。

目標は「かわいいおばあちゃん」
――人生後半の入り口に立ち、今はどんな景色が見えますか。

 30歳の頃には、10年後、自分に娘がいるなんて思ってもみませんでした。だから、これから先の10年も、何があるかわかりません。10年はあっという間かもしれませんが、楽しく過ごしていたいですね。私は無理をすると、ボロが出るタイプなので。

 老化や劣化と無縁ではいられません。50歳はまだ若いけれど、60、70になったときには、「かわいいおばあちゃん」でいたい。「あの家のおばあちゃんと話すと、なんだか楽しい」なんて言われていたらいいな、と思います。
タグ:中山エミリ

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