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ザブングル [芸能]

カラテカ・入江慎也(42)の闇営業問題に、依然として大きな注目が集まっている。言うまでもなく写真週刊誌「FRIDAY」(講談社)のスクープが発端だが、その“報道姿勢”が密かな話題なのだそうです

 第1弾の記事は、同誌6月21日号に掲載された。長いタイトルを引用すると、以下のようになる。

《振り込め詐欺グループの忘年会に参加してギャラは1人100万円以上? 宮迫博之ほか吉本興業人気芸人が犯罪集団に「闇営業」 参加者はロンブー・田村亮、ガリットチュウ・福島善成、レイザーラモンHG、カラテカ・入江慎也ほか》

 記事の内容はタイトルの通りだから割愛するが、話題になっているのは、見出しの末尾にある「ほか」だ。この特集記事は4ページあり、6枚の写真が使われている。その中の1枚に、編集部が以下のようなキャプションを付けたものがある。

《参加した芸人たちの集合写真。マイクを持つ宮迫の右にいるジャケットの男は、詐欺グループの主犯格だ》

 掲載写真は一応、芸人たちに気を使ったのか、顔の周辺にぼかしが入っている。それでも宮迫と入江の姿は何となく分かる。そして同じように、お笑いコンビ・ザブングルの松尾陽介(42)と加藤歩(44)の2人も判別が可能なのだ。ネットメディアの記者が解説する。

「ネット上では、問題の忘年会にザブングルの2人がマイクを持って出演し、加藤さんが腕に力こぶを作りながら『カッチカチやぞ』という定番ギャグを披露する動画が拡散しています。FRIDAYが誌面やウェブ版に出したものではなく、『忘年会を主催した詐欺グループ関係者のツイッターに掲載されていた』という説明がつけられている場合もあります」

 ところが、FRIDAYの記事には、どこにも「ザブングル」の文字がない。つまり編集部は、ザブングルを「ほか」と表記したわけだ。

「無名の芸人ならともかく、ザブングルの2人は売れっ子です。おまけに加藤さんの顔は、ご自身が『将棋の駒みたい』と自虐ネタで使うほどインパクトがあります。“知顔度”も非常に高いわけです。FRIDAYがぼかしを入れても、あまり効果はなかった。なぜFRIDAY編集部はザブングルの名前を書かなかったのか、ネット上では非常に話題になっています」(同・ネットメディアの記者)

 ちなみにツイッターでは、こんなツイートも話題のようだ。

《反社会的勢力の忘年会に闇営業をして参加し、一番顔がハッキリ見えているにも関わらず、ネットニュースにもほとんど名前が出ず、全然叩かれないザブングル加藤。こういう人間に、私はなりたい》

「干される」と報じたメディアも
 民放キー局でバラエティを担当するスタッフも「『なぜ名前が消されたのだろう』と現場でも話題ですよ」と明かす。

「入江さんが解雇となり、宮迫さんを筆頭に“同席者”は厳重注意。更にSNSでも謝罪を表明しました。私たちテレビで仕事をする人間は、『これで収束するんだろう』と思っていました。ところがFRIDAYが翌週に第2弾の記事を掲載し、『入江を筆頭に同席芸人が、反社会的集団の忘年会と認識していた可能性』と、『ギャラは絶対に払った』という主催者側の証言を掲載、芸人側の弁解に真っ向から反論したのです。これで世論が再燃しました」

 再び問題の関心が高まったことも、ザブングルの動画が広範に拡散していく要因になったようだ。

「松尾さんと加藤さんは以前、別々のコンビで名古屋吉本に所属していました。ザブングルの結成は1999年で、M-1グランプリへの出演などで、徐々に知名度を高めていきました。今はワタナベエンターテイメントに所属しています。そのため、テレビ局の中では『FRIDAYはナベプロに忖度したのか?』という声もありますが、あの記事では吉本興業には全く気を使っていないので、それも理屈に合いません」(同・バラエティ番組スタッフ)

 ちなみにネット上では、「ワイドショーなどでもザブングルの名前が報じられない」ことを問題視する声があるが、これは単純な理由からだという。

「それは単に、FRIDAYさんがザブングルの名前を書いていないからです。テレビ局としては、『FRIDAYさんが、このように報じた』を大義名分にして乗っかっているわけで、雑誌に書かれている以上のことはオンエアしません。そのため私たちテレビの人間は、『なぜ、FRIDAYさんはザブングルの名前を書かなかったんだろう』と疑問に思うしかないわけです」(同・バラエティ番組スタッフ)

 夕刊フジは6月15日(電子版)、「雨上がり・宮迫、ロンブー・亮ら『ギャラもらってない』信じられる!? テレビ局も“大甘”で… カラテカ・入江“闇営業”騒動」と弁解を疑問視し、同じ日には東スポ(同)も「宮迫&ロンブー亮『反社知らず』『ノーギャラ』釈明崩れ絶体絶命 スポンサーが追放決断か」と厳しい論調を示した。

 どちらも出席者の中では最も知名度の高い宮迫博之(49)と田村亮(47)の責任を問う記事だが、ザブングルも“無傷”ではいられなかった。

 ネットメディアの「リアルライブ」は「闇営業報道である芸人のコンビ名が書かれなかった理由 今後干される?」との記事を配信、《出版業界関係者》の「ザブングルは今後、干される」と“予言”するコメントを掲載した。

 こうした報道に世論がどう反応するかが、今後の動向を大きく左右しそうだ。

週刊新潮WEB取材班

2019年6月18日 掲載
タグ:ザブングル

共通テーマ:お笑い

武田久美子 [芸能]

タレント武田久美子(50)がブログで、米国人の元夫との間に生まれた娘が、高校を飛び級で卒業したことを報告した。

 米国在住の武田は「ハイスクール卒業」のタイトルで、抜群のプロポーションの母娘が笑顔で肩を組む写真を投稿。「1学年飛び級してたった16歳でアメリカのハイスクール卒業しましたー!」と喜びを伝えた。

 「1000人近い卒業生の中、名前を呼ばれるまでは私もあまり確信なかったほどです」と驚きも。「卒業パーティーとゲストのテイクケアで大変です!」と記した。
タグ:武田久美子

共通テーマ:日記・雑感

ハライチ岩井 [芸能]

お笑い芸人・ハライチの岩井勇気による初めての連載エッセイ。お笑いのこと、ラジオのこと、アニメのこと、この世界のこと……独自の視点で日常に潜むちょっとした違和感を綴ります。今回のテーマは「組み立て式の棚」です

ハライチ岩井「組み立て式の棚で家庭崩壊しかけた」
イラスト:岩井勇気(ハライチ)
第19回「組み立て式の棚、ふたたび」
 一つのことが原因で、全てが壊れてしまうことがある。しかし壊れてしまった後に原因を辿ると、ほんの小さなズレや綻びが元となっていたなんてことは珍しくない。

 以前「組み立て式の棚の恐ろしさ」について書いた。組み立て式の棚はそれを作る過程で精神の破壊を招く悪魔の家具だ。しかし、実はそれだけではない。組み立て式の棚はさらに恐ろしいことを招く可能性を秘めているのである。

 僕は棚を組立てる際、部品の識別や説明書がややこしいと「は? ? 無理じゃん! なにこれ!? 意味わかんないわ! は? ?」と、なってしまうことがあるのだが、恐らくこれは僕に限ったことではなく、そうなってしまう人は少なくないと思う。そして、僕の父親もそのタイプだった。

 僕が実家に住んでいた頃に、家族が通販で組み立て式の棚を買ったことがあった。こういった物の組み立ては大概父親が任されるのだが、リビングでしばらく作業をしているとやはり僕と同じように、説明書の文章がわかりづらく部品が見つからないことで、父親が「は? ? なんなんだこれ!? 部品一つ無いわ! どうなってんだよ! は? ?」という状態に陥ってしまう。

 挙げ句の果てに「ダメだこれ! 不良品だわ! 捨てだ! 捨て捨て!!」などと言い、母親を呼んで「これ部品一つ無いから捨てといて! 捨て捨て!!」と、とにかく“捨て”というパワーワードを連呼しながら激怒してしまうのだ。すると母親は呆れつつも「ちゃんと見ればあるんじゃないの?」「この部品がここなんじゃないの?」と冷静に作ることを促すが、父親は「いや、やってっから何回も! 全部試して無かったんだから! もう触んな! 捨てとけ!!」と応戦し、火に油が注がれる結果となる。それでも母親が「なら私がちょっとやってみるわ」と棚作りの続きを始めると、父親は「いやいや、絶対無理だから!」と怒りながら自分の部屋に行ってしまうのである。

 しかし母親が棚作りを引き継いでも、結局父親と同じところでつまづいてしまい、一向に進まない。するとしばらくして部屋から父親が戻ってくる。そして作業が進んでない母親を見て半ギレ状態で「ほらな」と言い放つのだ。

 このままでは埒が明かないので母親が注文した会社に電話しようとするのだが、そこでも父親は「いいよ電話しなくて! 捨てなんだから! 捨て捨て!」と“捨て”の猛攻が止まらない。それを無視しながら母親が注文した会社に電話すると、結局その会社が部品を一つ入れ忘れていたことが発覚するのだ。

 それを聞いた父親は「は? ? なんなんだそれ!」とさらに怒り狂い、母親は入っていなかった部品を送ってくれるようにその会社に言う。しかし部品が来るのは3日後で、そうなると部品が来た頃にはもはや手遅れなのだ。父親はやる気が削がれて、一切作らなくなってしまう。仕方なく母親が棚を作り始めるが、棚作りは意外と体力を使うので母親では早々に限界がきてしまう。

「はぁーっ……」と深いため息をついた母親は、4人家族のうちの、妹の部屋に向かう。そして妹に「ちょっと棚作るの手伝って。一人じゃできないから」と言うと、妹は「え、なんで? お父さんは?」と返す。「お父さんもうやらないから」と言うのだが、妹は「えー、嫌だ。やることあるしやりたくない」と拒否すると、母親は疲れた様子で「じゃーもういい」と妹の部屋を出る。すると次は僕に「棚作るの手伝って」と言いに来るのだ。僕も「なんでだよ……」となるのだが、最終的には「わかった」と渋々手伝う羽目になるのである。

 こうして棚作りを手伝い始めるのだが、しばらくすると僕は、妹は手伝わないのかということに気付き、母親に尋ねると「なんかやりたくないんだって」と言う。それを聞いた僕は「なにそれ。やりたくないってなんだよ」となり、妹の部屋に行くのだ。そして妹に「お前も棚作るのやれよ!」と怒りながら言うと、妹は顔も見ずに「なんで? やりたくないもん」と言う。それに対して僕は「は? やりたくないって理由でやらないってなんなんだよ。やれよ」「お前がやらなかったら俺に回ってくるのわかってんだろ!?」と、まくし立てるが妹も言い返し、そこから兄弟喧嘩が始まってしまうのである。

 兄弟喧嘩の末に妹が泣き出し、棚を作れる状態ではなくなった妹は部屋にこもってしまう。するとそのタイミングで部屋から出てきた何も知らない父親が、部屋にこもって泣いている妹に気が付く。ガチャッと部屋のドアを開けて「どうしたんだ?」と聞くと、その瞬間妹は、その日一番の大声で「お父さんのせいでしょ!!!」と怒鳴りつけるのだ。そして兄弟喧嘩と妹の怒号を聞いた母親が「はぁーっ……」とまた深いため息をつくという地獄絵図が完成するのである。

 こうして家に組み立て式の棚が来ることによって、家庭が崩壊に追い込まれてしまう。棚とは爆弾だ。一つの家庭をバラバラにしてしまう可能性を秘めている。

 小さなズレや綻びが、また新たなズレや綻びを生む。そして、今日もどこかで組み立て式の棚が家庭崩壊のきっかけを作っているのかもしれないと思うと、僕は棚とはなんと恐ろしいものかと思うのである。

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次回の更新予定日は2019年6月28日(金)です。

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