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コロチキ [芸能]

『キングオブコント2015』(以下、KOC)で芸歴4年目ながら優勝したお笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズ。卓球のコントで披露した「さぁ」や、ナダルが美声で繰り出す「やっべぇぞ!」でブレイクの兆しを見せ順風満帆かと思いきや、急に注目を浴びてしまう王者ならではの壁にぶつかっている。

■コンビ解散の危機を救っていたKOC

 KOC放送後に行われた会見では、ナダルが結成当時にあったというコンビ解散危機を振り返り、涙を浮かべながら西野へ感謝を述べる一幕があった。芸人としてデビューしたもののナダルは劇場になかなか出られず、出ても順位が最下位になるなど「やればやるほどダメだった」という時期が2年続いていたが、「今でも一番面白いと思っている」と信頼を寄せている西野創人に誘われ、2012年にコロチキを結成した。

 親の反対もあり、「最後のコンビと思っていた」と芸人人生を賭けたコンビだったが、先輩芸人からのある言葉をきっかけに辞めようと悩んでしまう。

 「先輩の前でバイトで稼いだ話をしていたら『バイトの話をしてヘラヘラしているなんて、お前辞めたほうがいい』と言われた。迷惑もかけるので西野に辞めると伝えたけれど、ずっと説得してくれて。『KOCの1回戦受かったら辞めないでくれ』と言われて、コンビ結成後始めての年に1回戦突破したんです。『俺がナダルさんを売れさせます』って言ってくれた。感謝していますね」。

 西野にとっても当時のことは印象深く「会場の近くを歩いて夕焼けを見ていたら泣けてきた。辞めることを阻止できた、すごく価値のある勝利。あとは、ナダルという人間を世に出すチャンスをつかむだけだって思いました。その日のことは絶対忘れないです」と、今でも記憶に刻まれている。

■ブレイクしてから増えた新たな悩み

 コンビ解散の危機を救ってくれたKOCで今年の王者に輝き、仕事は増量。睡眠時間は「2、3時間」とうれしい悲鳴をあげたが、注目度が上がったことで新たな悩みもできた。西野から「ツイッターで反応を見たら『いい声の坊主のナダル、生理的に受け付けない』『不快』、僕のことも『隣にいる奴は寝ているのか』とか、たたかれるようになった。注目されたのはいいことだし、僕は平気ですが…」と横目で見られたナダルは、頭を抱えながら「僕はすごく傷つきます。僕だったら言わへんって思っています。めちゃめちゃ自分で反応を調べて傷ついていますね。癒やしてほしい…」と相当まいっている様子。

 KOC王者には厳しい意見もあり、優勝特需は1年持たないとも言われていることも確か。それを覆すべく「1年後も残っていたい」とさらなる活躍を誓い、西野は「僕らはまだどういうコンビっていうのがはっきりしていないところもある。ナダルさんだけじゃなくて、僕も変って言われることもあるし。ただ、自分たちの色を出していけたらなって思います。それがうまくはまれば、残っていける」と力を込める。

 まだ出せていないという自分たちの“色”。ナダルは「芸人さんがたくさんいてそのなかでの絡みが僕らのいいところ。そこを今はまだうまく見せられないので、もっと見せ方を学びたい。今は、僕らじゃなくても誰が出ても一緒の状態。僕らじゃないとあかんって思われないとダメだと思うし、自分たちならできるって思っている」と、あえて自身にプレッシャーをかけている。

 最近では、KOC歴代王者らが出演する映画『田沼旅館の奇跡』(12月5日公開)の宣伝大使に就任するなど、まだまだ活躍の場は広がりそう。王者にとって大事とされている1年後の自分たちへ向けてメッセージを求めると「大丈夫です。生き残れるよ」(西野)、「生き残れ」(ナダル)と奮い立たせ、厳しいお笑い界で戦う覚悟を見せた。

 その意欲を見せる場としても、12月29日には西川きよし、桂文枝、オール阪神・巨人らそうそうたるメンバーとともに『東京グランド花月』(12月26~29日、東京・池袋サンシャイン劇場※昼公演のチケットは完売)に出演する。「東京でやれるというのは大きい。目立ちたいですし、全力で挑みたい」(西野)、「KOC優勝できなければ出られていないので、師匠たちのネタも楽しみですし、僕らも楽しみたい」と意気込む。大御所にも負けない存在感を発揮し、コロチキならではの“色”を見せることを期待したいですね
タグ:コロチキ

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