SSブログ

旅行なら楽天トラベル

沢尻エリカ [芸能]

「別に」騒動から、はや12年。ワガママ女優と呼ばれた沢尻エリカ(32)が、NHK大河ドラマに初抜擢された。ところが、早々に「自己チュー」を危ぶむ声が……。出演者発表会見の場でも、大御所を差し置いて、1人だけ目立ってしまっていたそうです

 来年1月スタートの「麒麟がくる」は、主人公の明智光秀を長谷川博己が演じ、沢尻は織田信長の正妻で斎藤道三の娘、濃姫の役。これまで、大河ドラマでは松坂慶子、菊池桃子、内田有紀ら錚々たる美人女優がその役を演じてきた。沢尻で9代目の濃姫である。

 芸能担当記者によれば、

「沢尻は会見で、“12歳で芸能界に入ってがむしゃらに生きてきて、ようやく大河に出演させていただくことができました。沢尻エリカの集大成をここで捧げたいと思います”と感極まって涙ぐんでいました」

 2007年に主演映画の舞台挨拶で、「別に」と不貞腐れていたのに比べれば、ずいぶんと殊勝な態度だったという。

「しかし、他の出演陣から浮いてしまうのではないかとの声も、すでに上がっています。あの場で涙ぐむのは、どうも必要以上に目立とうとしているように見えて、わざとらしさを感じました。あくまでも、ドラマの主役は長谷川で、ヒロインは光秀が京で出会う町娘役の門脇麦です。それなのに、沢尻は、門脇を尻目に“私が、私が”と前に出ようとしている印象を受けました。結局、“自己チュー”は変わっていないのではないでしょうか」(同)

キワモノ扱い
 芸能レポーターの城下尊之氏の話。

「“別に”騒動後間もなく、沢尻は22歳年上でハイパーメディアクリエイターの高城剛と結婚し、余計に“キワモノ扱い”されることになりました。転機は、12年公開の映画『ヘルタースケルター』。彼女はヌードを披露し、体当たりの演技が評価されて、そこから次第に仕事が増えていったのです」

 14年には、ドラマ「ファースト・クラス」の主役に抜擢されている。

「沢尻のイメージは完全には回復しておらず、当初、制作スタッフはビクビクしながら接していたそうです。でも、いざ撮影が始まると演技は素晴らしいし、スタッフへの対応も問題はなかった。ドラマも上々の評価を得て、それ以降、前と変わらないくらいに主役級を任されるようになりました」(同)

 その結果、ようやく大河ドラマに初抜擢されたのである。

 作家の麻生千晶氏に沢尻評を聞くと、

「沢尻さんは、ただのかわい子ちゃんではなくて、知的なもの、儚げなものも表現できる演技力をお持ちです。“別に”の問題については、会見であのように振る舞ったのはドジだったと思います。しかし、往々にして、若いときってそういうことがあるのではありませんか。大切なのは、傲慢であることに気づけるかどうかです。彼女はあの騒動で総スカンを喰らい、傲慢であることに気づきました。だからこそ、いまの活躍があるのでしょう」

 しかし、三つ子の魂百までというから、いつ油断が生じないとも限らない。沢尻は、「腹の虫」を抑えておくことができるか。

「週刊新潮」2019年4月4日号 掲載
タグ:沢尻エリカ

共通テーマ:芸能
松嶋菜々子ショーケン ブログトップ

SEO対策テンプレート

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。