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紅白歌合戦 嵐 [芸能]

“嵐5か年計画”にほころびが出るかもしれない。2016年からNHK「紅白歌合戦」の白組司会をリレーしているのは嵐のメンバーだ。今年、来年の大みそかも、嵐の「紅白司会未経験者」が交代で担当する計画になっていると本紙は既報した。だが、このプランに狂いが出そうだ、との声が出ている。しかも嵐に代わる司会者として浮上しているのが、関ジャニ∞・村上信五(36)のようです

 2018年の紅白では米津玄師がテレビで初の生歌を披露し、松任谷由実がサザンオールスターズと最後を盛り上げれば、総合司会の内村光良が八面六臂の大活躍をして話題になるなど、視聴率も第2部が41・5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と前年を2・1ポイント上回り、番組の評判も高かった。

 この結果“神回”とまで言われたが、意外なほど存在感を見せられなかったのが白組司会の櫻井翔だ。紅組司会の広瀬すずは、歌手名を間違えたりグダグダだったが、それでも話題にはなった。それに比べて櫻井はほとんど話題に上らず。

 ある芸能関係者は「内村のような派手さはなく、かといって広瀬のようにダメダメでもない。すべてを無難にこなしたからかもしれませんが、今回の櫻井の目立たなさは尋常じゃなかった。最後に白組が勝ったときに優勝旗を持って喜んだのが唯一の見せ場だった?と言われるくらいで、ネット上では“空気”と言われていました」。

 もともと櫻井は司会力があり、紅白も慣れ親しんだ舞台。ミスもせずにサクッとできてしまうのは力量あってこそだが、それが目立たなかったとはなんとも皮肉。16年に相葉雅紀が司会を務めてから、一昨年の二宮和也を経て櫻井へとリレーした。19年、20年は残り2人の嵐メンバー(松本潤、大野智)が司会をする計画だったが…。

「2020年まで紅白の司会は嵐のメンバーで、と内定していたようですが、どうなることやら。白組の司会にも内村さんのような活躍が求められることになったら“嵐5か年計画”を見直して別の人選で!という声が出てきてもおかしくないでしょうね」(テレビ関係者)

 その「別の人選」で名前が挙がるのが関ジャニ∞の村上だ。ご存じ、マツコ・デラックス(45)との異色コンビで人気のバラエティー番組「月曜から夜ふかし」(日テレ系)では、「アドリブにも対応できる村上のトーク力を評価する声は多い」(制作会社スタッフ)。

 昨年3月に放送された「世界!極限アーティストBEST20」(日テレ系)の収録後に行われた取材会では、一緒にMCを務めたビートたけし(72)からも「知識も豊富、大阪人らしく“いい間”をしているし、下手すりゃ紅白の司会者になるんじゃないかな」とMC力を絶賛された。

「嵐の松本、大野では今の村上のMC力には勝てない」(前出スタッフ)

 村上はかねて紅白司会への熱い思いを公言しており、昨年の紅白のリハーサルでも目標に司会就任を掲げて「関ジャニ∞と個人とで2回、やります」と宣言。メンバーの横山裕から「“やりたい”じゃないんか?“やる”んか!?」とツッコまれる場面もあった。

 前出の芸能プロ関係者は「嵐がここまで続いては、サプライズ感もない。その証拠に昨年、櫻井と発表されても、大きな話題にもならず、マンネリ感も否めない。逆に『また嵐?』といった批判すら招きかねない。だったら同じジャニーズだし、MC力の評価が高く、なおかつお笑いの要素もある村上にしては?という話が出てきてもおかしくないですよね」。

 村上が嵐を飛び越せば下克上的な「サプライズにつながる」ともいう。昨年の紅白から半月余り。すでに今年の大みそかへの“戦い”は始まっている。

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