シークワーサー

シークワーサーは美味しいだけでなく、美容やダイエットにもかなりの効果を発揮すると言われています。実は、美容に対して驚きのパワーを持つ“ある成分”が含まれているそうなのです。

■シークワーサーには「ノビレチン」が多く含まれている

「サニーヘルス株式会社」が公開した情報によると、シークワーサーは食事などに爽やかな酸味を与えてくれるだけではなく、栄養素もかなり高い食べ物であるようです。

中でも、ポリフェノールをとても豊富に含んでおり、特にその代表的なものとして、「ノビレチン」という成分が挙げられます。これは、柑橘類に含まれるフラボノイドの一種で、様々な美容効果があると言われています。

■「ノビレチン」は脂肪のつきにくい体にしてくれる

ノビレチンには、血糖値の上昇を抑える働きがあると言われています。血糖値が上がるとインシュリンが分泌され、糖をエネルギーとして筋肉や臓器などに送るのですが、使われなかった糖を脂肪として溜め込んでしまいます。ですので、血糖値の上昇を抑えることで脂肪がつきにくくなることが期待できるのです。

さらに、ダイエット＆メタボ予防の効果があるだけではなく、「活性酸素」を抑制する働きもあり、肌の老化も防いでくれるとも言われていて、ノビレチンには美容効果もあるのです。

シークワーサーのノビレチンの含有量は、カボスの約3倍、温州みかんの10倍以上と圧倒的に多いです。ノビレチンは果汁よりも果皮に多く含まれているので、皮もよく洗って食べた方がいいでしょう。

■シークワーサーの美味しい食べ方は季節で変わる

シークワーサーの食べ方としては、8月～9月に収穫されるシークワーサーは「青切り」と言われ、まだ青く未熟な状態で、レモンのような爽やかな酸味があります。なので、焼き魚に搾ったり、刺身の添え物などに適しています。

11月頃には少し熟したものが出回り始め、酸味もややマイルドになります。これは、サラダのドレッシングにしたり、炭酸水や泡盛に搾ったりと、果汁そのものの味わいを楽しむのがオススメですよ。

タグ：シークワーサー